写真のように鉄筋が組めたら10センチの厚みで生コンクリートを入れます。
生コンクリートとはセメント、砂、砂利、水を混ぜたもので時間が経つと硬化します。
生コンを流すことでL型で組んだ鉄筋の下の部分が固定されます。
横流しで鉄筋を結んであることにより、ブロックが単独で倒れることを防止でき、上に出ている部分もがっちりと固定されます。
また、水平を出したうえで生コンを打つため、この後、このコンクリートの上にブロック積んでいくわけですがガタつきなく並べられるというわけなのです。
このブロックの基礎になる部分を現場ではブロックベースと言い、このベース打設までが、いわば、ブロックを積む前の下準備となります。
本来は整地の段階でRCという捨てコンクリートを入れたり、コンクリートブロックにも、基本、横、天端、コーナーと形状違いの種類があり位置だしが変わってきたりするのですが、状況によって変わるので本日は割愛します。
いかがですが?私はこの業界に入るまではブロックの施工方法なんて考えたこともありませんでした。今回はブロックを積む前にかかっている鉄筋の費用についても触れましたが、生コン代や転圧機、ハッカー、重機など見えない費用がかかっていたり普段では使用することのない専門道具も必要になります。
書いていて気づいたのですが、しっかりとした手順を踏んむのであれば、DIYでブロックを積むのは難しいかもしれません。
ただ並べて積んでいるだけにも見えるブロック。
実は積む前までにもかなりの手間と材料がかかっているのです。
岐阜市にある株式会社エコスマイルでは自社設計自社施工の会社です。
大体週に1~2日のペースでブロック積み約100~300丁ほど積んでいます。
また、境界ブロックは新築外構工事において一番初めに取り掛かる施工です。
大体は着工した日に整地まで終わらせ、その日のうち、もしくは翌日中に鉄筋組み、ベース打設まで完了します。
自社で施工するからこそわかる知識、判断の速さ、作業効率など。
それが経費削減だったりお客様への早い引き渡しにつながるわけです。
境界の施工には通常のコンクリートブロックの他にも、化粧ブロックやコンクリート擁壁、塗り壁のジョリパッド仕上げやタイル張り仕上げなど様々です。
見えないところでは費用を抑えながら見せたいところは豪華に威圧的に高級に!など。
様々な提案の幅があります。
お見積もり無料です。おうちの事でのご相談がございましたら気軽にご連絡ください。