お世話になります。株式会社エコスマイルです。
ここ最近、天気がぐずついていますね。外構工事は雨都合により予定や段取りが総崩れするので日々、雨降るな~雨降るな~と願いながら作業しています。
8月ももう終盤に近付いてきましたが、今月は2件、顎だしのコンクリート打設の物件がありました。
特別珍しくもないのですが、あまり多くない施工方法なので紹介したいと思います。
私たちは顎出しと呼んでいるのですが、正式名称は、、、、なんというんでしょうか(笑)
新築を計画されている方は、下がり天井といえばピンとくる方もいるかと思います。(写真参照)
要は、浮いているように見える施工です。
気になる方は
外構 浮き階段 で検索してみてください。
一見、仕組みが気になるデザインなのですが、施工方法は意外と単純。
真ん中に土台があり、その土台より前に出るように台座を作ります。
”T”の字を太く骨組みで書いて、中に生コンを入れる
といったイメージでしょうか。
こうすることで宙に浮いたコンクリート台座が完成します。
コンクリートのような重いものが浮いているなんて不思議ですよね。
しかし手間は倍以上!
土間コンクリートは通常、10センチの厚みで打設します。中にメッシュという金物を入れ、10センチ以上の厚みで打設することにより車で乗っても割れない強度を保てるのです。
ではどうやって10センチの厚みで形を作っていくのでしょう?
外構工事は、着工したらまず、整地をします。
一見整っているように見えても必ず整地します。それはなぜか。先ほども言った通り、土間コンクリートを打設する場合は10センチの厚みで打設します。
という事は、仕上がりの高さから10センチ分掘らなければいけません。
逆に言えば、現状の状態で生コンを打設することも出来るのですが、コンクリートの部分がそれ以外の部分と比較したときに10センチ分高くなります。
少し話が逸れました。例えば、5×5メートルの正方形で土間を作りたい場合、まず10センチの厚みで掘り出します。次に10センチ幅の木の枠を5×5メートルの形になるように型取ります。その木の枠の天端に合わせて生コンを打設します。
やってみると意外と繊細で時間もかかるのですが、要は10センチ幅の規格の木枠があるという事。
それに対し浮き出しの施工をするときは枠の加工が必要になります。木の枠では表面がざらざらになるのでコンパネに桟木を打ち込んで、設置隙間なく囲っていく必要があるのです。
手間がかかる分施工費もかかるのですが、効果は絶大!!お庭のデザインにこだわりたい方には絶対おすすめの施工の一つです。
浮き出し階段にして良し、浮き出しスロープにして良し、浮き出しにしたコンクリートにタイルを張ることも可能です。
少しでも気になった方は是非ご連絡ください。
岐阜市にある株式会社エコスマイルは自社設計自社施工の外構工事会社です。
お客様ご要望のデザインを取り入れながら予算の範囲内で設計いたします。
施工もするからこそわかる知識もございますので各施工のメリットデメリットを知っており、長い目で見てもお客様が後悔しないように提案することが出来ます。
また、野田社長はもともと型枠職人をしていたエキスパートなので自社で枠組みまでします。
外部発注せず自社で行うことでお客様の費用面での負担も減らして高品質低コストでの施工が可能です。
お見積もり、ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。